コラーゲンサプリメント Collagen Supplement
最初に書きますが、専門家でもなければ、専門分野を学んだこともありません。
!

コラーゲンサプリと言う表現

昨今はサプリとかサプリメントという言い方が多くなっています。 サプリメントはsupplementで補足や追加という訳です。 supplementの意味を用例から見ると内容を新しくしたり、不十分な個所を補ったり、誤りを訂正したりするために後につけ加えるものという名詞です。 ですから栄養の偏りや不足を補う食品をサプリメントと言えますね。日本語で言えば栄養補助食品でもいいし、一般的に健康食品でいいと思います。 つまりコラーゲンサプリと言いたいのは、コラーゲンを健康食品と言うのと、何が違うのか自分はわかりません。 また、わざわざ食べるコラーゲンとか、食品会社が作ったコラーゲンとか訴求してますが、これも、さっぱり理由を想像できません。 そこにいくんだったら、食べて美味しいコラーゲンを作ればいいし、ゼラチン類のゼリーでいいと思うんですけどね。 なんとなく、一般の健康食品会社のコラーゲンとは当社のコラーゲンは違うんだぞといいたいのかなと。

そもそもコラーゲンとは

コラーゲン(日:膠原こうげん、英:collagen、独:Kollagen)はタンパク質(硬たんぱく質 screloprotein)の一つです。文字どおり硬化したタンパク質、単純蛋白質の一群。

じゃタンパク質とは

タンパク質(蛋白質、英:protein、独:Protein)とはアミノ酸が鎖状に多数連結した高分子化合物です。このアミノ酸は21種類あります。 簡単に考えるとアミノ酸はタンパク質を構成していく過程の最初の段階の単純構造というか立体多重に対する点と点を繋ぐ線のような段階なんだと思ってます。

アミノ酸とは

ここで考えるアミノ酸(英:amino acid)とは身体を構成するものとして理解したいので狭義ではありますが生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」となります。アミノ酸と呼ばれるものは500種ほどありますが、今話題にしてる人間の身体のタンパク質に関わるアミノ酸は20種ぐらいです。その20種ほどのアミノ酸の内、体内で生成するアミノ酸と体内で生成されないアミノ酸が9種あって、かつ人間のタンパク質を構成するものなので、食事で摂取しなければならないです。必須アミノ酸いいます。必須じゃないアミノ酸が身体に不必要という意味ではありません。

先のα-アミノ酸とは

ここで広義のアミノ酸を押さえとかないと。アミノ基とカルボキシ基の両方の官能基を持つ有機化合物。また理解できなくなりました。いちいち言葉が単語が名称がなんのことか知らないと前に進まないのです。アミノ基とはアンモニアから水素原子を除いたもの。それに炭化水素基がくっついたのがアミン。「まつわ」ではありません。そしてカルボキシ基とは炭素鎖の末端にヒドロキシ基一つと酸素原子が二重結合した親水性の官能基。こうなると、益々深みにハマって身動き出来なくなりますから、間違ってたとしても、ザックリ理解してみます。つまりアンモニアから水が減って炭素が加わった配列ってことにしておきます。その理解を助ける意味で、また、後々出てくるワードもここで。一例としてアミノ基と縮合して作るアミドはナイロンの部分構造となっている。アミノ酸のカルボキシ基とアミノ基が縮合したものはペプチド結合と呼びます。ここペプチドはコラーゲンペプチドですね。α-アミノ酸同士が脱水縮合して形成される結合である。分類上は2級アミドに分類される。また、タンパク質中でもα-アミノ酸が連続していない場合はペプチド結合と呼ばれず、単にアミド結合と呼びます。コラーゲンの説明では短い鎖状に繋がった分子の状態をペプチドといってますね。より体内で吸収されやすい状態として使ってます。

必須アミノ酸

必須アミノ酸(英:Essential amino acid)イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジンで、9個かな、大丈夫ですね。食事から摂らないといけませんが、普通にバランスのとれた食事でいいです。必須アミノ酸をバランスよく含んでいるタンパク質を「良質タンパク質」と呼んでいます。人間の身体は食事で肉や魚等からタンパク質を摂取し胃や腸で細かく20種類のアミノ酸に分解し小腸で吸収し血液によって身体中の細胞へと運ばれます。細胞に辿り着いたアミノ酸は種類・数・順序等様々な組み合わせで結合され再びタンパク質になります。人間の身体は、このタンパク質の生成と分解を繰り返して生命を維持しています。では必須アミノ酸を順番に食べ物と機能をさらっと書いてみます。

イソロイシン

機能:成長促進、血管拡張、肝機能強化、筋肉強化、神経働きのサポート、疲労回復。鶏肉、子牛肉、牛乳、チーズ

ロイシン

機能:たんぱく質の合成、肝機能向上、筋肉強化。牛肉、レバー、ハム、とうもろこし、牛乳、チーズ、あじ、ほうれん草

リジン

機能:肝臓機能強化、免疫力向上、カルシウム吸収促進、脳卒中の発症抑制、ホルモン・酵素生成。サワラ、サバ、オートミール、大豆、高野豆腐、納豆

メチオニン

機能:アレルギーによるかゆみ軽減、肝機能サポート、抑うつ効果。牛肉、羊肉、レバー、牛乳、ホウレンソウ、にんにく、トウモロコシ

フェニルアラニン

機能:精神安定、食欲抑制、鎮痛効果。肉類、魚介類、大豆、小豆、高野豆腐、納豆

トレオニン(スレオニン)

機能:成長促進、新陳代謝の促進、肝機能をサポート。卵、スキムミルク、ゼラチン

トリプトファン

機能:セロトニン生産のサポート、安眠効果、精神安定。レバー、牛乳、チーズ、バナナ、パイナップル、緑黄色野菜、大豆、高野豆腐、きな粉

バリン

機能:たんぱく質の合成、肝機能向上、血液中の窒素バランスの調整。鶏肉、子牛肉、レバー、魚、ドライミルク、チーズ、ゴマ、落花生

ヒスチジン(子どもの成長に必須)

機能:神経機能のサポート、成長促進、慢性関節炎の緩和、ストレスの軽減。鶏肉、子牛肉、ハム、イワシ、カツオ、マグロ、チーズ、ドライミルク

アミノ酸不足で人体に出る変化

老化の所為でしょうか。そうですけど、老化によるタンパク質(コラーゲン)不足でもあります。例えば筋肉の生成が劣化する引き締まった筋肉が緩んできますね。筋肉が緩むと上の脂肪もその上の皮膚も緩みます。ボディラインというやつです。でも初期に気付くところがあります。人間の身体の生命維持の優先順位の低い肌、髪、爪へのタンパク質供給は後回しになりますから、初期のタンパク質不足が最初に現れます。ツヤのない肌や髪、爪に生じる縦すじも、タンパク質不足のサインです。ギャー爪の縦筋そうだったのーというかた多いんじゃないでしょうか。とてもわかり易いタンパク質不足の警告です。逆に言えばサプリで補充しても身体のタンパク質の中で優先度の低い髪、爪、肌の効果が現れるのは後回しとなります。なかなか、効果を実感できない方もいらっしゃると思いますが、そういう次第なので時間がかかります。さて肌、髪、爪の主成分は具体的にはケラチンというタンパク質です。じゃケラチンを摂取すればいいじゃないか。となりますね。

美肌、美髪(ツヤ髪)、美しい爪。もしかして抜け毛、薄毛

基本成分であるケラチンはタンパク質ですからわかりますね。次に髪の発育を促進するヨード(わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類)。血行をよくして抜け毛を防ぐビタミンE、Aを多く含む食品(にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、たらこ、イワシ、うなぎ、アボカド、キウイフルーツ、アナゴ、銀ダラ、バター、玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ごま、ナッツ類、紅花油など)。ビタミンC、Fも(レモン、オレンジ、キンカン、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類)。血液の凝固力を下げてコレステロールがたまるのを防ぐエイコサペンタエン酸を多く含む青魚。頭皮の新陳代謝を促進するビタミンBを多く含む(玄米、小麦胚芽油、豚肉の赤身、レバー、マグロなど)。髪のツヤや張りをよくするコラーゲン。大きな期待をしましたが、普通にバランスのとれた食事です。独断で強いて言えば、ケラチン(18種類のアミノ酸)の形成に欠かせないビタミンAじゃないかな。ビタミンB2が抜けてたか、豚レバー、牛レバー、うなぎ、乳製品、アーモンド、バナナも加えて透明感とツヤを持つ、美しい爪の出来上がりって、酵素タンパク質の構成要素の必須ミネラル亜鉛も抜けてた、(牡蠣や牛肉、鶏肉、豚肉、卵、ごま、のり、ワカメ、昆布、カニ、スルメ、白米、納豆、ブロッコリー、レバー)但し亜鉛の過剰摂取は銅欠乏、貧血、胃の不調など様々な健康被害が生じます。もう、またまた、ここまでくると、無気力になってくるのは何故でしょう? 皆さんどうですか? だから、〇〇に良いというサプリを選んでしまうんですよね。わかります。ひとつ、健康にも美味しい食事にもと考えてみました。朝食でグラノーラってありじゃないかと。スパーフルーツ的なドライフルーツの入ったグラノーラには食物繊維・鉄分・葉酸・カルシウム・カリウム・ビタミン類がバランスよく配合されてて、美味しくいただけるじゃありませんか。それと茹で卵と牛乳か豆乳プラスヨーグルトでいいんじゃないかな。便秘解消もできそう。自分は少し違いますけど、一般的にお勧めできるかなと思います。

コラーゲンの硬タンパク質とは

タンパク質の分類の一つですが、先のケラチンも硬タンパク質なんです。支持組織のタンパク質で結合組織のコラーゲンや腱などのエラスチンそして毛髪、爪のケラチンなどです。プロテアーゼ(タンパク分解酵素)に対して抵抗性があり身体を保護するための組織に多く含まれてます。豚さんだと皮、豚足だし、魚だと先ず鱗ですね。人体のタンパク質の3割ぐらいがこれで、免疫機能の向上、細胞の再生作用促進、皮膚の新陳代謝の活性化、保湿力の維持などです。先のケラチンからまとめておきます。ケラチンもコラーゲンと同分類の硬タンパク質でありますが、ケラチンは軟ケラチンと硬ケラチンがあって爪や髪の方は硬ケラチン。アミノ酸組成としてシスチン(英: cystine)含有量が高いです。シスチンとは大人の場合は体内で作られるアミノ酸のひとつシステイン2つが酸化結合したものです。但し乳幼児には必須アミノ酸に分類されます。なんかシステインって聞いたことありますよね。そうなのです。ドラッグでも売ってる製品で見たことあるし、コマーシャルでも聞いたことあるんじゃないでしょうか。シミやニキビにとか。髪の成分になんとかかんとかとか。製品名を書けば、あーーってなる、有名なメーカーや商品名になります。また栄養ケア食品とかいってシスチンとテアニンのサプリもあったような気がします。今回テアニンは触れずにしときます。つっかかってばかりで、先に進みません。ちなみに尿結石の主成分もシスチンじゃなかったかな。フェイクっぽいけど美白にシステインって聞きますが、程度の差はあれメラニン生成を妨げる作用もあり、美白はいいけど、白髪になるんじゃないかという話もちらほら、これ、そういった研究やデータが無いので因果関係を証明出来ないんですけど、そりゃ、そのデータを誰がお金かけてやるかという話かもしれません。一応ですから、現時点では否定しなければなりません。人間の身体はあっち良ければこっちがというのがあります。バランスがとても重要なんです。全く持って微妙な神がかりな身体なのです。もともと美白なら抗酸化作用を考えればいいし、それにはビタミンやポリフェノールですよ。付け加えますけど白髪の多くはストレスによる血行の悪だと思います。ストレスで一気に白髪になりますから、マジで。繰り返しますが、ケラチンに含有量が多いシスチンとは大人の場合体内で作られるアミノ酸です。体内で作られない必須アミノ酸ではありません。

また脱線して白髪とメラニン色素やっときます

髪の生えるのは頭皮の毛球部からです。最初から黒いわけじゃなく、色素細胞というメラニン色素が関わって色が付きます。人間は皆、黒髪じゃなくシルバーだったりブロンズだったり色素細胞には遺伝的な要因も影響します。さて、老化による白髪はあきらかに色素細胞の機能が低下してます。この機能低下には老化と混合しますが栄養が不足、睡眠不足など細胞代謝に影響、自分的には最大はストレス。食事やサプリで対策できないのか。良く聞くのはビオチンですが、ビオチンはビタミンB群のやつで食べたタンパク質に含まれてるし、腸内細菌によっても合成されますから、ことさら補うほどでもありません。異常により不足した場合だけです。例えば生卵ばかり大量に摂取したとすると卵白中のアビジンという物質がビオチンと結合して吸収を妨げ欠乏することがあります。さて、そもそも表皮細胞にメラニン色素があるんですけど、なんでかというと、表皮細胞のDNAを紫外線から守る為にメラニン色素があります。そしてメラニン色素は表紙細胞の下の色素細胞で作って表紙細胞に渡しています。ここまではいいとして、と思うでしょうけど、まてよ、毛髪は黒くなっていいけど、顔の皮膚がイヤだ。そうなのです、シミやソバカスですよね。同じです。紫外線を黒い色素に吸収させることでDNAを守ってるんです。ではでは解決策は簡単です。頭皮の色素細胞だけを活性化すればいいだけです。なんか違うだろー。オバマさん髪の毛、白髪が増えてたよね。するどい指摘。答え、毛髪と皮膚のメラニン色素の量と言うか配分が違うんです。皮膚には多くて、毛髪には少ないんです。例えば毛髪も皮膚も同じようにメラニン色素が減ったら、毛髪の白さ加減が目立って、皮膚の白さ加減が目立たないということなんです。じゃあ白髪どうするか、これがハードル高いんです。「規則正しい生活、適度な運動、趣味を楽しむ、栄養バランスのとれた食生活」やっぱ、これかよ。アルビノのように色素欠乏症とも呼ばれる遺伝子疾患じゃないんですから。白髪対策の自分の結論、染めればいいじゃん。白髪は悩むところじゃないです。読んで損した、時間返せー、ですね。すみません。

そもそもコラーゲンとは、からコラーゲンとアミノ酸サプリの検討へ

アミノ酸がくっついて出来てるタンパク質の内で硬タンパク質に分類されるコラーゲン。身体では皮、靱帯、腱、骨、軟骨等などを構成。人体のコラーゲン配分は4割が皮膚にあり、2割が骨まわり、4割が血管と内蔵です。人体にあるタンパク質全体のコラーゲンは1/4(4分の1)です。この人体のコラーゲンは同じではなく、人体を構成してる場所によりタイプがあります。線維を形成するコラーゲン、膜型コラーゲン、真皮と表皮を繋ぐコラーゲン、線維の太さを調節するコラーゲン、ビーズ状線維を形成するコラーゲンがあります。体内に最も多く存在し、皮や骨の主成分になってるコラーゲン1型。軟骨や眼の硝子体のコラーゲン2型。血管の内壁のコラーゲン3型とか今たしか29種類は定義されてたと思います。先にコラーゲン1型を書きましたけど、主成分として出てきましたが、皮膚のコラーゲン構成からみると、9種類のコラーゲン型が絡み合っています。もちろん、各コラーゲンの役割に応じた型になってるわけです。各コラーゲン型の数量も配分も構成構造順番も正常があって、乱れると表面も乱れます。問題は老化によって体内のコラーゲン生成能力が衰え、応じて体内のコラーゲン量が減少し続けてることです。これが、体内の生命維持に関わる優先順位の低い方から目に見えて現れてくることです。毛髪、皮膚、爪などですね。とくに顔のシワ、たるみでしょうね。そして放置してると、身体のいろんな部位の組織が脆くなっていきます。念押し繰り返し。必要なコラーゲン量を食品から摂取すると、食べる量もカロリーも、他の栄養素も過剰過ぎて現実的ではない。そこでコラーゲンサプリメントが注目されるわけです。いやいや、コラーゲンを食べてアミノ酸に分解するんだから、アミノ酸を摂取すればいいんですよね。アミノ酸サプリメントの方が良さそうです。と自分も思います。量とか配分が怖いんです。必要だけど過剰は良くないってありますから。できるだけ、食品で摂取に近いコラーゲンを選んでます。知識があってアミノ酸サプリに含まれるアミノ酸の種類と量と身体の状態を関連付けられればいいと思いますし、効果があるなしで済めばいいですけど、例えば肝臓に負担がかかりすぎたりしないのか?とか。肝臓とあげたのは、摂取量が多かったタンパク質は排出するため窒素に変わります。窒素を体外に排泄するためには、肝臓・腎臓が働きます。窒素はアンモニアに変わり肝臓で無害な尿素に変換されたのちに腎臓で尿として排出します。ここです。ついでに動物性タンパク質で気がかりだった問題を書いときます。尿結石がずっと頭の中にありまして。尿路結石の原因の一つに動物性タンパク質の摂りすぎがという文章を目にしたことがあるんです。動物性タンパク質はというか肉ですね、肉の食べすぎ。筋肉増強とかで肉を食べて、そこから身体なかでシュウ酸や尿酸などの物質が体内に増加しシュウ酸にはカルシウムと結合しやすいので腸でカルシウムと結びつき体外へ排泄なんですが、腸で吸収しきれないシュウ酸は尿にまわります。ここでシュウ酸が尿に含まれるカルシウムと結合してしまうと結石になるんです。吸収できなかった過剰摂取は同時に腸にも悪玉菌を増やすなど障害を引き起こします。最悪、発がん性を持つ腐敗産物ができたりします。危険性は便でわかります。黄色っぽいバナナみたいな便は正常として、黒い臭いのきつい便は腸内細菌のバランスが悪くなってますよ。というか自分なりの見当です。そんな感じで、神業的な人体の組成に対して本来タンパク質の部品であるアミノ酸を摂取する自信ないですね。スーパーフードとか言われるものも副作用や危険性のデータが十分じゃないと思うので避けるぐらい臆病者なのです。

動物由来と魚由来のコラーゲンサプリメント

現在、日本で流通してるコラーゲンサプリの原料は動物性や海洋性の2つ。メーカーやブランドや価格や評判で選ぶんでしょうけど、動物由来と魚由来と何が違うんだろうって思います。メーカーが製造においての原料の調達価格や安定性で、どちらか、又はどちらもというところもありますが、消費者として、どちらを選ぶかを考えてみます。自分が思いつくのは食事で摂取した時の消化吸収の違いがあるという点です。普通に肉より魚の方が消化吸収が優れてると思ってます。先にも書きましたが肉や魚をタンパク質で見ると胃腸で分解されてアミノ酸となり吸収できるようになります。したがって肉や魚の消化吸収の違いとはアミノ酸に分解する時の分解能力とでもいいましょうか、それが違うはずです。この分解能力が数倍違うということは見た読んだ記憶があります。但し製品側もそこをクリアするため、より消化吸収しやすいようにペプチドと言ってますけど、コラーゲンペプチドという書き方ですね。動物由来でも本製品は消化吸収に優れたコラーゲンペプチドです、みたいな表現です。その場合、精製の程度に寄って、より消化吸収しやすくした肉由来のコラーゲンペプチドとあまり精製してない魚由来のコラーゲンを比べると、どちらがという判断になります。どちらも同程度の加工をしてれば魚由来の方が消化吸収効率は高いです。また、但しですが、魚由来といっても魚の皮と魚の鱗では消化吸収効率は違います。もっとつっこむと鱗を加工する時に、もしかして、たぶん、おそらく、鱗を溶かすはずですが、薬品を使うだろうと思います。最初に思いつくのは塩酸系じゃないでしょうか。ピンときますが、残留塩素ですね。もし塩酸処理が疑われるなら自分の場合は選択対象外ですね。そもそも鱗を溶かす時点でタンパク質が溶けるじゃないか、という疑問点と、もし、残留してたら胃腸に炎症ぐらいで済めばいいけどということです。そのへんまで調べられるかというと難しいですよね。一方魚の皮は加熱と酵素でコラーゲンを抽出できますから、それだけで製造してる分には安全です。では、目安として、材料仕入れ価格で考えると魚の皮より鱗の方が安いです。天然鱗より養殖の鱗の方が安いです。しかもかなーりお値段違います。もし、やけに安い魚由来のコラーゲンがあれば、自分なら、海外の淡水魚養殖からの鱗じゃないか疑います。注意したいのは養殖過程で薬品を投与してる可能性もあり、それらが鱗にも混ざってるかもしれません。添加物は養殖過程でも製造過程でもありえます。そして、どちらも同じⅠ型コラーゲンで組成も同じですけどね。じゃあ、天然のうなぎの皮がいいじゃないかと、そのとおりです。天然魚皮由来コラーゲンが自分としては一押しとなりますが、お値段は高くなります。

重要なワード「酵素」に注目

前段で魚の皮は加熱と酵素でコラーゲンを抽出します。と書きました。この酵素は極めて重要なワードとなっていきます。摂取した食べ物を消化、吸収、代謝したりするのに絶対必要なものです。触媒として必須タンパク質です。酵素は一つの役目に限られ人体にはその必要とされる役目に応じて約5.000種類の酵素があります。各酵素が融通のきかない専門職なんです。さらにデリケートな性質があって体温とpHとが活動に大きく影響します。例えば人体の体液はだいたい中性付近ですが胃の体液は酸性ですね。そこで活躍する酵素ペプシンはpH2ぐらいで元気になります。消化酵素は大きく分けると、でんぷんを分解する酵素、タンパク質を分解する酵素、脂質を分解する酵素に分けられます。タンパク質をアミノ酸に分解する酵素はプロテアーゼといいます。言い方を変えるとタンパク質、ペプチドを形成する基本的な結合を切断する酵素をプロテアーゼ(protease)と言います。プロアテーゼはさらにいくつかにわかれます。今回はやめときます。人体ではプロテアーゼは小腸上皮細胞から分泌します。その機能が正常ならあえて摂取を検討する必要はありません。ちょっとズレますが酵素パワーで洗濯物がーっていうの聞き覚えがありますよね。まさに、このタンパク質を分解する、衣服に付いたタンパク質汚れを分解して綺麗にするアルカリ性のプロテアーゼということなんです。知っておいた方が良さそうな酵素は消化酵素、代謝酵素、食物酵素の3つです。いまいちはっきりイメージできないのが食物酵素ですが、これは前2つをサポートする酵素です。納豆菌ナットウキナーゼや大根に含まれるジアスターゼはご存知ですね。その食物酵素が働くことで消化酵素が楽できて、その分代謝酵素がパワーアップして新陳代謝が良くなり病気の予防や解毒作用が高まりましたということになります。 余談ですが、近年、血液中の酵素を研究してて、マウス実験などで、かなりの若返りデータが蓄積されてるようです。すごく興味ありますので、別立てで書いてみようかと考えてます。血液循環中にあるNAD合成系酵素「eNAMPT」量が個々の個体の余命と強い正の相関を示したようです。決してオカルト的なものじゃないと思われます。なぜなら、酵素もコラーゲンと同じように老化と体内量の関係が同じ傾向ですから、老化による酵素減少に反すれば若返るという仮設が成り立つわけで、コラーゲン共々相手してやんなきゃならないなと思ってます。

コラーゲンのアミノ酸組成

wikiによると、I型コラーゲンのコラーゲン領域のアミノ酸組成はグリシン残基が1/3を占め、プロリン及びヒドロキシプロリン残基を合わせて21%、アラニン残基が11%とかなり偏った構成となっている。この中でヒドロキシプロリンというのがコラーゲンの特徴的アミノ酸らしいんです。 ようやく、名前が出てきたヒドロキシプロリン。プロリンのγ炭素原子にヒドロキシ基が結合した修飾アミノ酸とのこと。人体では皮膚、腱、骨に多くあります。確かな情報ではありませんが、これがアミノ酸からコラーゲンを作る際に重要な役目をしてるんじゃないかと言われています。コラーゲン構成を安定化させてるのは間違いないようで、問題のコラーゲン合成に役立てる研究をしてるところのようです。コラーゲンの産生促進作用というようで、動物実験中ですね。というか、2010年頃にはラットの実験結果論文は出てるのですけど、認められてないということなのかな? わかりません。違う方面からはビタミンと酵素側からの研究になりますが、人間は他の動物のように糖分からビタミンCを作ることができません。ビタミンCが不足するとコラーゲン中のヒドロキシプロリンの割合が少なくなってコラーゲンの安定性が低下するんです。例えば歯ブラシで歯茎から血が出るとか血管が脆くなってという原因があります。ビタミンCを摂取して解決という話は、ビタミンCがないとコラーゲンが合成されないんです。血管にせよ皮膚にせよ新しいコラーゲンが合成されてこないと脆くなって出血しますよ、そりゃ。つまり歯ぐらつき、血管脆弱化、皮膚出血、ケガ回復や免疫機能低下、軽度貧血など、壊血病の諸症状ということです。ビタミンCの役割からも、ビタミンCを点滴で摂取して治療するにしても、その後の出血を止めるだの免疫力だのなは他のビタミンやアミノ酸やと関わらせますから、そちらからもヒドロキシプロリンという名前は出てきますね。但しこのヒドロキシプロリンはプロリンからできるものなので、特別何かを食べるとかは考えなくていいんです。コラーゲンペプチドでいいし、肉や魚などタンパク質という考えでいいんです。ちょっと違うよなと思う美容系の書き方で紫外線を受けて壊れた皮膚のコラーゲンを再生するプロリンという成分が含まれるチーズ、昆布、卵、鶏肉などと一緒に000を摂取しましょうとか書いてあったような気もしますが、いまいち調べる気もせず、なんとも言えませんね。さて、コラーゲン摂取量に触れておきます。なんでも取り過ぎは良くないです。内蔵に負担をかけるだけです。コラーゲン粉末やドリンクなどコラーゲンサプリの説明でコラーゲンは食品ですから食べる量の制限はありませんとか見ますね。どうも、あれ、自分が大昔にどこかのコラーゲン通販のHPで書いたのが、失敗したかなと反省してます。その時はそう思ってたのです。今は明確に否定します。サプリとしての摂取量の目安ならビタミンCを同時に摂取する前提で細胞の若さをキープするなら3グラム前後でしょうね。増進するなら倍の6グラム前後でやめましょう。あとは肉や魚や食品で十分です。とにかく栄養のバランスの方が需要です。バランスを欠いた栄養の取り過ぎは危険です。むしろ、1日1食にすれば、バランスを欠いた栄養の取り過ぎを避けられるという考えで、実践してる方は多いです。自分も、近いです。朝は朝食というより最低限の栄養摂取みたいな感覚で夜までは水分だけです。1食の栄養バランスだけなので、楽なんですよね。

ペプチド、ジペプチドまとめ

流行りのようですペプチド。生物で習ったかと記憶しますが、タンパク質のアミノ酸結合の結合のしかたをペプチド結合といってましたかな。科学で言うポリが多重結合みたいなイメージをもってました。同じだよなと自分なりに理解してました。コラーゲンを見ててもわざわざペプチドという言葉を多様してるのになんでかなと。アミノ酸のペプチド結合の大きいのがタンパク質でしょと。一番最初のアミノ酸が2つ結合したものがジペプチドですよ。3つがトリペプチド。アミノ酸の数が2~20個程度のものをオリゴペプチドです。多くのアミノ酸が結合するとポリペプチドです。さて、謎解きです。最近血圧降下ペプチドとか抗菌ペプチドとか血栓抑制ペプチドとか聞きます。そのペプチドの働き方に特徴があるということなんだと思います。そのペプチドを構成するアミノ酸の種類を選別して人工的に作れるということなんでしょうね。もしくは生物の特定の部位から抽出するのかな。たぶん後者でしょう。サプリの表現で想像すると、アミノ酸のペプチド結合を略してペプチドと言うのなら、コラーゲンの言葉はいらないと思いますけど、違うのかな? 摂取するタンパク質(コラーゲンサプリ)は胃で胃酸(塩酸)、ペプシンによって分解(分子大)されて小腸(十二指腸)で酵素(トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、カルボキシペプチダーゼ)によってペプチド(分子小)に分解。小腸の粘膜上皮のペプチダーゼによってアミノ酸に分解され吸収されて血管内を移動する。但し、ここがポイントなんですが、ペプチド(ジペプチド、トリペプチド)(小さいというかアミノ酸と近い長さというか)は吸収され血管内を移動できるんです。最終的に全身の細胞とかのコラーゲンになると思うんです。やはり流行りなんだろうな。言いたいことは吸収しやすいコラーゲンですよということかと。だって元のアミノ酸には多種多様で各種機能に別れてて、そのまま静脈栄養剤とか血管注射で流しますよね。

コラーゲンサプリメントまとめ

栄養バランスを考慮するとコラーゲンはサプリで補う。体内でコラーゲン産生促進させる。皮膚、骨、血管が若返る。アンチエイジング(抗老化)

ページの上へ移動する

おすすめコラーゲンと効果

サプリとしてのコラーゲンについて

HOME